旅の途中、ホテルで朝目覚めると、窓の向こうは深い霧に覆われ、
隣のビルがほとんど見えなかった。
ここはヨーロッパかと思うほど、暗く、少し寒い朝だった。
そういえば、前日の散歩の途中で「雲海」という言葉を耳にしていた。
こんなところに住みたいな、と全国を旅している途中。
2024年10月、東京の有楽町のふるさと回帰支援センターで説明を受けて、南丹市までいく途中、亀岡にて。
桂川があって、条件が重なると霧がでるらしい
朝の8時頃までは霧におおわれているが、車で下山すると、このあと、なにごともなかったように晴れた空がでてきた
ここらへんでは当たり前の風景なのかもしれない。
それでも、わずかな山を登っただけで広がる雲海に、圧倒され、深く心に残った。


